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Kapu

2021年1月18日

Kapuというのは、禁止、という意味に訳されるハワイ語です。

そのKapuという言葉には、神聖な、という意味も含まれています。

神聖で高貴すぎて一般には近寄りがたい、

といった感じでしょうか。

どちらかというと、神聖、という意味から禁止という意味に派生していったようです。

Hulaを学び始めて30年近く、Kapuについてのエピソードもいろんな人たちから学んできましたが、

高貴な人や神様といっても人間臭くてほんとにおもしろい。

こんな話もいつか生徒のみなさんにゆっくりシェアできたらいいな。

 

さて、そのKapu。

コンペティションの前や大きなセレモニーの前に

自分でKapuを決めて禁欲することは、

Hulaを学ぶ私たちにとってはわりと身近なことです。

福岡では山笠というお祭りの前に、

山を舁く人たちがしばらく禁欲生活に入りますが、

それと似ていますね。

 

誰に強制されるわけでもなく、

誰に誓うというわけでもなく、

神様に近づく儀式の前に、心と体を整えるために自ら禁欲する、という気持ちのあり方が私はとても好きです。

 

ということで、神様に近づくセレモニーの前でなくても、

ときどき自分でKapuを敷き、心を整えるようにしています。

アイスクリームを食べない、

チョコレートを口にしない、

ゲームを一切やらない。

夜遅くなっても必ず毎朝5時に起きる。

やる内容も期間も、そのときそれぞれですが。

 

今回は、

お菓子に入った僅かなブランデーなども含めた全てのアルコールを、40日間断ってみました。

昨日無事にKapuが明け、

久しぶりに飲んだビールの美味しかったこと。

うーん、幸せ♡

 

禁欲したから願いを叶えてください、神様。

というのとは全く違います、

自分で勝手にやるだけ。

自分だけの問題。

だからこそ、いつの間にか心の中から小さな欲も消え、生きるための大切な軸が見える気がします。

 

こんなときでも対面でみんなと踊れる幸せ。

リモートでわちゃわちゃしながら踊る幸せ。

1人でじっくり踊る幸せ。

そしてビールを飲める幸せ。

電話でおしゃべりできる幸せ。

家族と過ごす幸せ。

 

まだしばらくコロナ禍は続きそうですが、

できることをコツコツやって、

こんな時代の中でも、

小さな幸せを大きく受け止めながら、生きていきたいと思っています。

 

 

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